わんぱく清水が世の中に見つかる前に記事にしておきたかった

わんぱく清水という男

わんぱく清水という男がいる。初めて出会ったのはDEWEYだったか。単語と単語を組み合わせて面白い言葉を作る「面雀」という企画で知り合ったと思う。もちろん彼は立派なミュージシャンだ。

「しみちゃん、しみちゃん」と僕は呼んでいるが、失礼なことに彼がいつから音楽をしているのかは知らない。彼のライブを見たことも数えたほどしかない。それなのに、たった一度だけ5、6年前に二人で名古屋の鑪ら場に遠征に行ったことがある。僕はソロで、しみちゃんもソロで。谷川さんに連れて行ってもらったんだった。

僕は音楽について詳しく書けないけれど、彼の歌の「高速バス」という歌が好きだ。特に次の歌詞のところ。

濡れたアスファルトそれ以外

変わったことは何もない

ただ握りこぶしが痛むな

向こう見ず伸びた愛の爪が

ここで突き刺さる

わんぱく清水 / 高速バス

僕はいつも物語を書くときに、必ず1曲だけ決めてそれを永遠にリピートしながら書く。例えばsalyuの「Dialogue」だったり、Dexys Midnight Runnersの「Come on Eileen」だったり、鬼の「小名浜」だったり、ジャンルは何でも構わなくてその時にふと気になった曲をずっとリピートする。どうしても書きたいシーンがあって、その時にこれが流れていたら最高だなと思うような曲だ。

このわんぱく清水の「高速バス」もそのうちのひとつだった。スタジオを経営していた兄が死んで、まったく音楽に詳しくない弟がスタジオを引き継ぐことになった話。初めてこの歌を聞いたときにふと思い浮かんだ。書き始めから書き終わりまでずっと「高速バス」をリピートし続けた。本人にもずっと言ってるけれど、いつかわんぱく清水のMVを撮りたいと切実に思う。

YouTube番組「公式わんしみチャンネル」

そんなわんぱく清水が1ヶ月ほど前にYouTubeのチャンネルを開設した。―公式わんしみチャンネル― コロナ騒動でライブが軒並みキャンセルになったのは彼も例外じゃない。それでもこの騒動が終わったときのために自分の宣伝にと彼が始めたチャンネルだ。現在(2020.5.20)時点で登録者数19名のこのチャンネルが世の中に見つかる前にどうしても記事にしておきたかった。僕のお気に入り動画を挙げておきたい。

もうどうしようもない馬鹿。最高すぎる。

いくつかの動画がアップされたあと、僕はどうしても我慢できなくなって彼に連絡を取った。どうしてもわんぱく清水の動画が編集してみたくなったのだ。実は今まで2本ほどSTUDIO CARCOが編集している動画がある。いろんな動画を編集しているけれど、これはほとんど僕の趣味だ。あえてどの動画かは言わないから気になった方はぜひ探してほしい。

結局、ブレない奴が一番かっこいい

わんぱく清水の好きなところは「どうやったらこの面白さ伝わるかな」と話す僕に「まあ僕ミュージシャンなんで別にYouTubeで稼ごうと思ってないからいいんですけどね」とさらっと言ってしまうところだ。YouTubeを始めて1ヶ月経った頃に彼がアップした動画でも同じようなことを言っている。

わんぱく清水が本気でYouTubeをやったなら、ひょっとするとYouTubeで稼ぐことも不可能じゃないかもしれない。それほど彼のキャラクターややっていることは僕からみるととんでもなく魅力的だ。それでも、彼はきっとこのコロナが収まればインターネットという渦の中からさっさと飛び出して、これまで通りステージで生音を聞かせてくれるのだろう。そうやってブレない奴が一番かっこいいのだ。

と、同じように僕はコロナうんぬん始まる前からこうやって音楽とは関係のないところで彼と関わってきたのだから、同じように僕もブレない奴になるのならば、コロナだろうがなんだろうが彼とまた音楽とは関係のないところで関わっていくのだと思う。

そう考えればとにかく今はわんぱく清水と何かがやりたくなるのも仕方がない。いや、絶対に何かの企画で彼を巻き込んでしまおうと思っている。とはいえ、我々STUDIO CARCOにはMV撮影という武器がしっかりあったりして、結局どうやったって僕がわんぱく清水に照準を合わせてしまったのだから、がっつり音楽で絡むことだって可能なわけで。

コロナでひっくり返っている今だからこそ見ることができる彼のYouTubeが続いてほしい気持ちと、コロナなんてさっさと終わってほしい気持ちがないまぜになったまま、僕はわんぱく清水を巻き込んだ良からぬことを企んでいるのである。

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